くらし支える相談センターのブログ

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要介護認定者の障害者控除の認定 愛知自治体2012年キャラバン報告

医療・福祉・介護の充実を求めて、県内すべての市町村を訪問し、要請する「愛知自治体キャラバン要請」は、昨年の10月23日(火)~26日(金)にかけて行われました。

キャラバンの結果報告が、愛知県保険医協会のホームページに順次報告されています。

今回は、「介護保険」について「要介護認定者の障害者控除の認定」について、実態の報告と解説が報告されていましたので、是非ご覧ください。

http://aichi-hkn.jp/system/130216-083000.html

以下に、抜粋で紹介します。

障害者手帳を所持していなくても、税法上の障害者(下記の条件)と認められれば、障害者控除を受けることができ、介護保険の要介護認定を受けている人は「障害者等に準ずる」と考えることができ、「障害者控除対象者」とすることが妥当であろうと運動が進められています。

知的障害者精神障害者身体障害者と認定された人
②常時寝たきりの人
③市町村長が身体障害者等に準ずると認めた人

愛知県内の障害者控除認定書の発行枚数は、2010年の29,955枚から2,781枚増え、32,736枚(前年比109%)となった。調査開始時の3,769枚(2002年)から8.7倍もの発行枚数となった。これは、「要介護認定者に障害者控除認定書の発行を」と毎年繰り返し要請してきた成果だと言えよう。

相談員 長尾忠昭