くらし支える相談センターのブログ

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片山さつき議員は生活保護当事者の「敵」か それとも「無関心層の代表」か -ダイヤモンドオンライン

ダイヤモンドオンラインでの連載記事、みわよしこさんの「生活保護のリアル」において、「片山さつき議員は生活保護当事者の「敵」か それとも「無関心層の代表」かがアップされていました。

http://diamond.jp/articles/-/40951?page=6

そのなかで、みわさんは、「しかし、片山氏をはじめとする生活保護削減派の政治家たちの言動が過激であればあるほど、私はその過激な言動に対する感情的な反応を可能な限り抑え、対話の糸口となりうる部分を見つけ、対話を可能な限り維持する努力を続けたい、続けなければ、と思う。」と述べられています。

生活保護バッシングは、同じく虐げられ続けている人々同士の争いだと思います。同じ仲間として、攻撃的にならず、理解を得てもらうためにどうするかという対話が必要だと自戒をこめて思います。

また、政治家でもよくわからず時勢に流されているひともいると思います。大変なことだとは思いますが、先入観だけで判断せず、対話の糸口を広げることが大切だと思います。
本当に支配をしようとしているのは、ほんのわずかな1%なのでしょう。

また、片山氏が次のように述べたことはびっくりでした。

 「日本は失業保険の期間が欧米に比べて短いんですよ。恒常失業率が極端に低いんです。その(日本の)社会における現在の生活保護の問題と、5、6年もらえる失業保険があって、そこからもさらに漏れた人を生活扶助的なものがあって、その手前に第2セーフティネットがあるという欧米における捕捉率と同じではないと思うんですよね」

みわさんが言われるように、粘り強い運動が大切なのだと思います。

相談員N