くらし支える相談センターのブログ

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「地域での多様な支援・交流等研修会」のご案内

地域での多様な支援・交流等研修会」のご案内 

     東京教研「人権と教育」分科会  主催第66次東京教研実行委員会

 

〈テーマ〉多文化共生社会を目指し地域の人々や子ども・若者への支援と育ち合い、子どもの権利条約を考える

 社会が様々な課題を抱える中、障がい者を含む子どもや若者への多様な支援や交流、多文化共生社会をめぐる問題について幅広く交流・意見交換をしたいと思います。ぜひご参加ください。

 

1 日 時  2016年11月20日(日)10時~17時 (9時45分受付開始)   

2  会 場  府中市立府中第四中学校(府中市美好町2-13)京王線・JR南武線「分倍河原駅」より徒歩10分                                          

       地図http://loco.yahoo.co.jp/place/g-RKe_BNyCXac/map/    

3 内 容 〈レポートと討論〉                       

■午前の部(10時~12時15分)                                                                         

  ①熊谷圭子さん・友田文子さん(中国「帰国者」・家族とともに歩む練馬の会『同歩会』)

                                【参考】 http://homepage3.nifty.com/dohokkai/

  テーマ「中国帰国者とその家族が地域の人々とともに、互いに支援・交流する取組」

   ~「同歩会」は1996年より中国帰国者と地域住民がともに支援・交流する活動を20年間にわたり続けてきました。活動の内容は①日本語教室②生活相談③通訳派遣④地域との交流等多岐にわたっています。今回は学習教室の活動を中心に話していただきます。~

  ②島本優子さん(国立市公民館・青年室スタッフ)

  井口啓太郎さん(国立市公民館・社会教育主事

  テーマ「生きづらさをこえる拠点としての若者たちの『たまり場』―東京都国立市公民館の『青年室』と『喫茶コーナー』の実践―」

    【参考】http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kouminkan/kouminkan3/kouminkan4/1465447572749.html 

  ~国立市公民館では、1980年代以降障害のあるなしを超えて若者たちが集う「青年室」と「喫茶コーナー」が活動してきました。現在は、こうした30年以上続く活動に加え、中高生の学習支援など新たな取り組みを通じてさまざまな困難のある若者も参加し、互いの関係性や主体性を育む実践に発展しています。~

■午後の部(13時15分~17時)

  ③王 警誼さん(中国出身・夜間中学卒業生・現在大学生)

  五十嵐 萌さん(日本出身・アメリカで生活し帰国後夜間中学に入学し卒業。現在就労)

    テーマ「夜間中学への入学・学校生活・卒業、そして将来の夢」~なぜ夜間中学に入学したのか、学習している時はどうだったのか、日本の社会についてどう思うか、卒業後のこと、将来への夢など、若い二人に話していただきます。~ 

【参考】都内夜間中学校8校 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/yakan/ 

  ④奥山博子さん(川口市在住・子どもと本をつなぐボランティア)

  テーマ「子どもと本をつなぐ活動から見えてくる子どもの姿、親子の姿」

   ~川口市を中心に、幼い子どもと親に向けての「絵本とわらべうたの集い」や、図書館や小学校での「おはなし会」などに長く関わっています。また、「川口あそびと読書連絡協議会」の代表も務め、地域の中で学びや交流の場もつくってきました。本やおはなしがもつ言葉の力、絵の力、伝承の力などを紹介しながら、子どもの姿、親子の姿についてお話しします。~

   【参考】http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/Files/1/01050078/attach/P28.pdf 

       https://www.pref.saitama.lg.jp/f2216/kodomodokusho/kd-hyosho.html 

         ※平成24年度、川口あそびと読書連絡協議会(川口市)は、「子ども読書活動優秀実践団体」として、『文部科学大臣表彰』を受賞しました。

 ⑤山崎涼子さん(NPO法人ワーカーズコープ三多摩山梨事業本部事務局)

   平尾純子さん(NPO法人ワーカーズコープ 児童館館長) 

   テーマ「食から考える子どもたちの生活と環境~子ども食堂の実践から~」

    ~国分寺の児童館にて、今年の5月から子ども食堂ひかりごはんフェス」を実施。毎月1回土曜のお昼に野菜を中心とした季節のメニューを提供しています。子どもたちの中には、コンビニのお菓子を食べてお腹を満たすなど不規則な生活が見受けられ、栄養面や食への興味を育む機会が必要だと感じています。お金はあっても、家で一人で食事をとっているなど、まさに孤食の状態の子どもたちがいます。地域を巻き込んで、皆で食べ物を作り皆で食べることを通して、人間にとって必要なふれあいが生まれつつあります。~

 【参考】http://blog.livedoor.jp/tamamaduo/archives/3054231.html  

 【全体討論】            

 

4 参加費  無料です。教職員、ボランティア、研究者、一般市民、外国人など、どなたでも参加できます。

 

5 連絡先 世話人  関本保孝(えんぴつの会・ピナット)℡090-1857-5667    中川恵理(大田区・糀谷中夜)

共同研究者 斎藤里美(東洋大学)  江口千春(子どもの権利条約をすすめる八王子の会)

 矢崎満夫(静岡大学) 中山眞理子(亜細亜大学/NPO法人多文化子ども自立センター)