くらし支える相談センターのブログ

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奨学金返還に苦しむ

私のFacebookの友達でもある中日新聞の記者の白井さんの記事です。

奨学金を考える(上) 返還に苦しんで 弁護士らへ相談

http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2012101802000115.html

奨学金を考える(下) 進まぬ給付型導入

http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2012102502000176.html


大学を卒業しても正職員になれない青年が増えています。正職員になれたとしても低賃金で長時間働かされる。

とても奨学金を返還できない人が増加しており、親の負担が増えたり、サラ金に手を出す人もいるようだ。

私も奨学金を利用して大学に通い、授業料も免除で、学生寮で生活しました。

世界ではほとんどの国で学費は無料が趨勢です。

奨学金も貸与ではなくて給付が主流にすべきだと思います。

教育は受益者負担ではダメだと思います。

お金の心配をせずに、誰もが自由に学んでこそ、社会に貢献できる人材ができると
思います。

日本社会をよくするためにも、いますぐに教育への予算をもっともっと増額すべきです。

どれだけ国家予算を教育に投入しているかが、社会のあり方を決めるのではないでしょうか。どんな家庭に育っても、能力があれば誰でも大学に行くことができる、格差と貧困が社会問題ですが、貧困は再生産されてしまっています。そのサイクルをストップさせるためにも、教育へもっともっと力を入れるべきだと思います。

いじめをなくすためにも、教師を増やすべきだと思います。

相談員 長尾忠昭