名古屋市から「平成25年度予算要求内容の公開及びご意見募集について」

名古屋市が、来年度（2013年度）の予算要求について、市民の意見を募集しています。募集期間は、来年1月8日までです。

市民の生活に密着した予算については、市民が意見を届けることが大切だと思います。

http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/68-6-2-10-1-3-0-0-0-0.html

なお、予算編成の考え方として次のとおり示されています。
考え方はいいことが示されていても、実際は民間に移行するなど、問題がある場合も多々あります。本ブログでも気がついたことは皆さんと共に考える立場で、意見表明をしていきたいと思います。

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平成25年度の予算編成について
（１）平成25年度の予算編成の考え方
　平成25年度の本市財政を見通すと、歳入においては、市税が平成24年度予算を上回る見込みですが、歳出において、福祉や医療などの義務的な経費の伸びが避けられず、厳しい財政状況にあります。
　こうした中、平成25年度の予算編成にあたっては、中期戦略ビジョンの基本的な方向性を踏まえつつ、以下のような市政を取り巻く喫緊の課題に取り組むこととします。
　なお、平成25年４月には、市長選挙が予定されていることから、当初予算は、原則として、エンターテイメント的な事業などを除き、従来の方針を継続する事業を中心とすることとします。
　そのため、効果の薄い事業は見直し、より効果の高い事業に振り向け、全体として市民サービスを確保するという考え方で行財政改革に積極的に取り組み、財源を確保してまいります。
　また、将来世代に過度な負担を残さないよう、財政規律に配慮し、計画的な財政運営に努めてまいります。
（２）課題への対応
　平成25年度予算は、東日本大震災の発生を受けての震災対策、少子化･高齢化の加速、待機児童の問題、地域経済の活性化対策など、市政を取り巻く喫緊の課題に取り組むこととします。
①　安全・安心への対応
　　○今後想定されうる大規模災害に備えた対策
　　○福祉や医療対策など市民生活の基本となる生命・財産の安全の確保
　　○地域の特性を生かした、住民主体のまちづくり
　　○公共施設の適切な維持管理　　　　　　　　　　　　　　　　　など
②　ひと・環境への対応
　　○待機児童対策など子育て支援の充実
　　○学校教育の環境整備
　　○エネルギー問題及び環境問題への取り組み
　　○都市基盤の整備および維持更新　　　　　　　　　　　　　　　　など
③　魅力・交流への対応
　　○リニア中央新幹線の開業を見据えた都市機能の強化
　　○地域経済の活性化
　　○都市魅力の向上と情報発信
　　○広域連携の促進など広域行政課題への取り組み　　　　　　　　など