くらし支える相談センターのブログ

名古屋市北区の暮らしの困りごと相談所。 相談料は無料。お気軽にご相談ください。どこの方でもOK。 電話 052−916−7702(受付時間13時~17時) 名古屋北法律事務所と暮らしと法律を結ぶホウネットの共同運営

年越し電話相談会のお知らせ(全国取り組み)

年越し電話相談会実行委員会の主催です。
多くの人に広めて下さい。

もちろん、当相談センターでも相談を受け付けています。

【開催日時】
12月26日(水)午前10時~午後10時
    27日(木)午前10時~午後10時


*開催日時は地域によって異なります。
*愛知県では、12月25日(火)13時~20時 電話052-911-9290 
 で開催します。


【電話番号】
全国共通・通話料無料     free1.gif
0120-757192(貧困ないくに)

生活の厳しさが増す年末です。

派遣切りの嵐が吹き荒れた2008年12月24日、全国で「明るいクリスマスと正月を!年越し電話相談会」を実施し、全国から相談が殺到しました。
4年が経ち、先般実施された日弁連の全国一斉生活保護ホットラインには、生活の苦しさを訴える相談が、1日で全国から約1万2000コール、朝から晩まで電話が鳴り続けました。

振り返れば、この4年、貧困率は過去最悪、世帯所得の低下が続き貯蓄ゼロ世帯も3割近くまで増加、生活の苦しさを訴える世帯も6割と過去最悪、生活保護も就学援助も過去最多、貧困の要因である労働分野での非正規雇用への置き換えの流れは変わらず、失業給付の利用率も2割程度でセーフティネットの穴は塞がらず、残念ながら、貧困拡大の大きな流れは変わりませんでした。その一方で、東日本大震災原発事故による社会の危機と「がんばろう!日本!」キャンペーン、生活保護バッシングなどの中で、生きづらさを抱える人の声が封じられ、派遣村の取組等で一度は顕在化した貧困が、再び潜在化し、見えにくい状況が生まれています。

そして、年末のこの大事な時期に、政治は、生活保護基準の引下げや最低賃金の引き下げなど、生きづらい人を一層追い込む政策を公約に打ち出しながら、総選挙へと進みました。
選挙の結果、政権は2008年当時に逆戻りし、生活の困難を抱えた人の年末対策は置き去りになっています。

年末、私たちは、全国で、年越し電話相談会を実施します。
相談は無料ですので、お気軽に、ご相談ください。

【主催】年越し電話相談会実行委員会

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