憲法を守り、生かす運動を広げよう!
本日、愛知県労働組合総連合と、愛知国民春闘共闘委員会主催の新春大学習会に参加しました。
次の2つの講演がありました。
1 「憲法まもれのたたかい」の今日的意義
ー総選挙後の改憲動向と私たちの課題ー
愛敬浩二さん(名古屋大学法学部教授)
2 貧困化する労働者と対抗の展望
蓑輪明子さん(一橋大学特任講師)
おって、講演の内容をお伝えしていこうと思います。
自民党の改憲草案のことをきいて感じたことを書きます。
自民党が多数を占める国会で、自民党改憲草案のような内容で憲法が変えられると、思うと恐ろしくなります。
自民党の改憲草案です。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
自民党の改憲草案のQ&Aです。
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf
憲法改正要件を国会議員の過半数に要件を緩和することや、そもそも立憲主義の否定や国防軍の創設、日章旗、君が代の国旗国歌とすることなど、いろいろ突っ込みどころが満載すぎるほど、現憲法の理念を根こそぎ破棄するような重大な内容が盛り込まれています。
現13条の、「個人の尊重」から「人として尊重」への変更は重大な感じがします。
まさかこのまま提案されることはないとは思いますが、時代錯誤の考え方を現政権である自民党は持っていることを危険視しなければいけないと思います。
私たちの市民に根付いた憲法を守り、生かす運動がますます大切だと思います。
人々の生活を守る運動が憲法守れとは直接つながらないかもしれませんが、非常に大切になっているのだとも思います。
くらし支える相談センターの活動を更に皆さんの協力でひろげて行きたいと思います。
相談員 長尾忠昭