くらし支える相談センターのブログ

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Eテレの番組紹介です。  シリーズ 貧困拡大社会 検証“生活保護”

EテレのハートネットTVで生活保護をテーマにした2夜連続の番組が放送されますので、紹介します。

みんなでみましょう。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-10/07.html


貧困の最後のセーフティーネット生活保護”が、大きな転機を迎えようとしています。

不正受給などへの社会的な批判が高まる中、国は今年8月、「生活保護基準の引き下げ」を決定。さらに秋の臨時国会では、不正受給への罰則などを盛り込んだ「生活保護法改正案」を提出予定です。

そこで、10月の「シリーズ貧困拡大社会」では、生活保護について2回にわたり徹底検証。1回目は、今回の「生活保護基準の引き下げ」と「生活保護法改正案」が及ぼす影響について考えます。

8月から引き下げられるのは、食費・光熱費などの「生活扶助」。3年で最大10%減額されます。特に影響を受けるのが、“子育て世帯”。厚労省の試算では、都市部の40代夫婦(小中学生の子ども2人)の場合、8月から5千円の減額。2015年4月には、2万円の減額となる予定です。

問題はここだけにとどまりません。基準引き下げに連動して、就学援助や、地方税などの非課税・減免措置が受けられる基準も見直されることとなりました。現在、生活保護を受けていないものの、これらの施策でかろうじて生計を保っている貧困状態の人は2千万にのぼるとみられています。この人びとが、保護基準の引き下げにより、来年度以降、これらの公的援助を受けられなくなる可能性が出てきました。

番組では、生活保護を受給している世帯、およびさまざまな支援を受けてかろうじて生計を立てている世帯を取材。スタジオには法改正を進める関係者や、改正案に異議を唱える専門家を招き、問題点や疑問点を徹底的に論じます。